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公募により江東区に新町名が誕生、中央防波堤埋立地が「海の森」に

江東区は2月4日(火)、東京湾の中央防波堤埋立地のうち、区内に帰属した新町名案を「海の森」と発表。山﨑孝明江東区長は「東京オリンピック・パラリンピックの水上競技場も海の森の名が付いていることもあり、多くの人が記憶してくれている。町名はあっという間に広まるだろうしうれしく思っている」と述べた。

区が昨年12月に町名案の公募を実施したところ519件の応募があり、最も多かったのが「海の森」だった。今年1月に地名選定委員会を開催し、「なじみ深い名称」「緑豊かな自然をイメージできる」「オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーとなりえる」ことから、「海の森」が選定されたという。

新町名は2月から始まっている区議会第1回定例会で議会の決議を経て、今年度中に正式決定される。
中央防波堤埋立地の帰属問題は、昨年9月に地積割合が江東区79・3%、大田区は20・7%という東京地裁判決を両区が受け入れ確定している。


※この記事はタウン誌「深川」253号に掲載したものです。