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【屋号ものがたりVol.06】 ウスクラ建設株式会社

ウスクラ建設5代目の雄一郎さん

地元に必要とされる工務店でありたい

地元深川の地で137年に亘り、代々家業を受け継いできたウスクラ建設。

「工事そのものが営業であり、完成後より本当のお付合いが始まるという社訓〝誠実〟を大切にしています」とは5代目の薄倉雄一郎社長(46歳)。

明治16年、深川区西町(森下4)で初代大工の薄倉定次郎さんが屋号「大定」として創業。以来、作り手の顔が見える家づくりにこだわり、時代を乗り越えてきた。

住吉町に「薄倉工務店」を構えたのは3代目のとき。その後「ウスクラ建設」と社名変更、今年で法人設立50年を迎える。

大好評の地引網&バーベキュー大会

現会長の4代目薄倉信和さんの時代から、建築後もお客様との絆を深めたいと年に一度、地域への「感謝祭」(大抽選会・バザー・大工さん体験など)や、今年9回目を迎える「地引網&バーベキュー大会」など親子で楽しめるイベントを開催している。

住まいも時代と共に目まぐるしく変化する中で、新しい事業への挑戦も始まっている。

「お客様の困ったに直ぐ対応できるような社内体制をとっています。不動産の相続相談や中古住宅の流通とリノベーションをセットで扱える不動産部門や愛犬家住宅のリフォームなど地元にエリアをしぼり、住まいに関する掛かりつけ工務店を目指しています。社員に4名の大工もいるので気軽に相談してほしい」と社内勉強会にも熱心な雄一郎さん。社訓『誠実』を引き継ぎ、時代を乗り越えて行くに違いない。

ウスクラ建設株式会社 江東区住吉1-13-12 【URL】http://www.usukura-kensetsu.co.jp/


※この記事はタウン誌「深川」253号に掲載したものです。