江東区福住にある多目的スペース「チャービー(chaabee)」が今年10周年を迎えた。店主の藤田ミミさんが「自分自身が緊張しない、居心地の良い場をつくりたい」と始めたもので、築70年にもなる元鉄工所をリノベーションした温かみのある空間では、音楽ライブやトークイベント、ギャラリーなどが開催されている。

「場づくりをしたいと思って始めましたが、実際に場をつくっているのはお客さんです」と藤田さん。ここを訪れる人たちは初めて顔を合わせる間柄でも自然と会話が弾み、建物全体に心地よい空気が流れる。「安心できる場所で、リアルに人と会うことを求めている人が多いのかな」と感じているという。
10年の歩みの中で、苦手なことや不要だと感じたことは手放してきた。「引き算をしながら、自分らしくいられるように」努めてきたという。これからも、こぢんまりとまとまりすぎず、お客さんが求める「何気ない場」をつくり続けていく。
11月14日(土)11時〜18時は、恒例のマルシェ「福住ニューオアシス」を開催。チャービーと近所の福住会館を会場に、おばんざいや焼き菓子から、木工品、手芸材料、指圧まで12店がずらり。出展者との会話を楽しみながら買い物ができる人気イベント。ぜひ足を運んでみて。
◎江東区福住1-11-11 【chaabee公式サイト】
※この記事はタウン誌「深川」292号に掲載したものです。


