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かかりつけ保育園が在宅育児を支援!
地域で子育て「マイ保育園ひろば」って?

新型コロナの影響から在宅で育児をしている人たちの行き場が失われ、ストレスを抱えている親子が多い。「児童館やこども家庭支援センターは人数制限のため事前予約制になっていて、家に閉じこもりがちな親子が増えているんです」と教えてくれたのは、江東区立大島保育園(大島5)の鈴木茂美園長。

そんな親子に利用してほしいのが、区内の約160か所の公立・私立保育園で毎月開催されている「マイ保育園ひろば」だ。地域の保育園が〝かかりつけ保育園〟となり、在宅育児をサポート。食育・栄養相談や遊びの紹介、健康相談など、子どもの成長を一緒に見守りながら、育児のさまざまな悩みをプロの保育士さんが支援してくれる。

「気軽に遊びに来てくださいね」鈴木園長(左)と加藤副園長

登録すると子どもの身長・体重を記録してくれる母子手帳のようなパスポート(上写真)がもらえる。詳細は【公式サイト】「江東区マイ保育園ひろば」へ 

大島保育園でも10年前からベビーマッサージや給食・おやつ試食会、季節行事のイベントなどを行なってきた。現在、感染防止のため屋外での園庭開放を月に1~2回開催しているが、広い園庭で子どもを遊ばせることができる他、手作りの遊びセットや給食レシピなどのおみやげも用意している。

「ここに来ればいろいろな情報を集めることもでき、安心できる居場所として、また育児の楽しさを再発見できる場所として気軽に利用してほしい。出産を控えている方も利用できます」と、鈴木園長は呼び掛けている。

開催日や支援内容は保育園によってさまざま。利用する時は〝かかりつけ保育園〟を一つ選び登録。詳細は江東区子育て情報ポータルサイトの他、動画配信サイトYou Tubeでも詳しく紹介している。

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※この記事はタウン誌「深川」263号に掲載したものです。