3月15日(日)、深川図書館(江東区清澄3)で開催された「郷土資料講演会」に、本誌執筆者でもある路上ペンギン写真家・高野ひろしさんが登壇した。ペンギンのオブジェ「銀の輔」とともに歩いてきた江東区の記憶や、街歩きの楽しみを軽やかに語った。

豊島区大塚生まれ、65歳。本業は3代続くガラス店で、ペンギンコレクターとして専門店も営む。もともと街歩き好きで、デパートの催事用什器だったペンギンのオブジェを手に入れたことをきっかけに、約35年前から「銀の輔」と名付けた相棒とともに撮影を開始。銀座や深川をはじめ、さまざまな街の風景や人を撮り歩いてきた。本誌での連載は2005年にスタート。
「銀の輔はボクの分身。いつどこにいたかの証拠写真のようなもの」と語る高野さん。講演では江東区を歩くようになったきっかけや、永代橋、辰巳の給水塔、青海のガントリークレーンなど、お気に入りの風景を写真とともに紹介。風景印を集めたり、散歩の思い出を貼り込むスクラップブックづくりもおすすめで、「写真以上に記憶に残る」とアドバイス。
「友達と話しているような気持ちで楽しかった。皆さんの笑顔もうれしかった」と振り返る高野さん。今後は江東区の橋を巡ってみたいと、笑顔で締めくくった。

※この記事はタウン誌「深川」289号に掲載したものです。

