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みんなでつくる私設図書館「エンミチ文庫」が5月1日オープン!

4月1日(月)、江東区富岡一丁目の深川公園となりに複合型福祉施設「深川えんみち」がオープン。元富岡斎場をリノベーションして、デイサービス、学童保育、地域の子育て支援を一つの建物の中で行なうほか、誰でも気軽に利用できる私設図書館「エンミチ文庫」も常設。多世代が集い、地域に開かれた施設としてスタートした。

「エンミチ文庫」やデイサービス、学童保育が入居する「深川えんみち」

この施設は日本財団が支援する「みらいの福祉施設建設プロジェクト2021」の助成事業で建設。運営は聖救主福祉会と、区内で40年以上にわたり学童保育クラブを運営するNPO法人が行なっている。

また私設図書館「エンミチ文庫」は、学童保育のスタッフや保護者らが中心となり運営委員を組織。70ある本棚を複数のオーナーに有料(月1,500円〜)で貸し出し、それぞれのオーナーがおすすめの本を並べる「一箱本棚オーナー制度」を取り入れている。借りる人は初回登録料500円を支払って利用する。本誌もオーナーとして参加、バックナンバーや執筆者が出版した書籍などを並べる予定だ。

「エンミチ文庫」の運営委員のみなさ

エンミチ文庫の運営委員長をつとめるNPO法人「地域で育つ元気な子」代表の押切道子さんは「地域の人がふっと入ってこられる場として運営していきたい。多くの人に参画して盛り上げてもらい、良いところを皆さんと共有していきたい」と話していた。

エンミチ文庫は5月1日(水)オープン予定。一箱本棚オーナーも募集中。詳細はエンミチ文庫のインスタグラム、フェイスブックを参照。

●江東区富岡1-15-9


※この記事はタウン誌「深川」277号に掲載したものです。