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煙を出しながら汽笛も鳴る!豊洲で136年前の蒸気機関車を公開/芝浦工業大学附属中学高等学校

2022年11月12日(土)、芝浦工業大学附属中学高等学校(豊洲6)が、明治19年にイギリスで製造された蒸気機関車を公開空地で一般公開。初日は除幕式が開催され、地元の自治会や商店などが歓迎イベントを行なった他、大勢の親子連れや鉄道ファンも駆け付けた。

同校の前身は東京鐵道中学で、鉄道とゆかりが深いことから、創立100周年の記念に蒸気機関車のモニュメント設置を計画。日本の鉄道の礎とされる「元鉄道院403号機関車」を西武鉄道が寄贈した。

グラウンド横に登場した貴重な機関車

佐藤元哉校長は「地域の皆様に愛され、豊洲の新たなランドマークとして観光遺産となればうれしい」と話した。

機関車は全長約9メートルで有名なデゴイチ(D51)の半分程。土台に使用した高輪築堤の築石は、日本初の鉄道として明治5年に開業した新橋〜横浜間のうち、現在の田町駅北から品川駅南の海上に築かれた鉄道用の堤を再利用した。

必見の運転席

見学は24時間可能だが、毎日12時と17時には真っ白な煙を出しながら汽笛と走行音が鳴る。月曜日から土曜日の9時〜17時は運転室も公開している。

◎江東区豊洲6-2-7(豊洲六丁目第二公園向かい)【芝浦工業大学附属中学高等学サイト


※この記事はタウン誌「深川」269号に掲載したものです。

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