明治12年創業以来、昔ながらの製法で京の味を守り続けている老舗のお漬もん処『近為』。創業者の井上為次郎が京都のつけもの処「近政」で修業したことがその名の由来。
深川不動堂参道に食事処の1号店がオープンしたのは40年前で、長年多くのファンに親しまれてきたが、2022年2月15日に惜しまれながら閉店。この4月からは2号店を閉鎖し、1号店でお漬物の販売をすることになり、装いも新たにオープンした。「心機一転、これからもお客さまと心の通い合う店づくりを目指します」とは、深川店の旭谷さん。
京都直送の季節の旬を彩る上品な浅漬けや看板商品の「柚こぼし」など、お酒にもよく合う逸品揃い。夏にかけては「南瓜」「浅しば」「浅うり」「茗荷」などがおすすめ。魚や肉類の粕漬け・味噌漬けは土・日限定で販売。
◎京のお漬もん処『近為』深川店(不動尊仲見世通り)TEL.03-3641-4561
※この記事はタウン誌「深川」265号に掲載したものです。