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臨海小学校PTA主催の「臨海まつり」
地域が協力してオンライン開催

オンラインで子どもたちが楽しめるイベントを行なおうと、江東区立臨海小学校(門前仲町1)PTAが2021年12月4日にオンライン版「臨海まつり」を開催した。
地元の和太鼓グループ福住太鼓の迫力満点の演奏や、深川門前仲町通り商店街のゆるキャラ「なかもん」の体力測定などの動画を撮影・編集し、ウェブ会議システムZOOMを利用して全校生徒に配信した。

臨界小PTAとゆるキャラ・なかもん

「区が今春から児童一人ひとりに情報端末を貸与し、子どもたちも使用に慣れてきたためオンライン開催に踏み切りました」とは、同校PTA会長の武藤勲生さん(47)。

「臨海まつり」はPTA主催で毎年10月に開催され、校庭でゲームやバザー、様々な屋台が並ぶ楽しいイベント。2020年は感染拡大のため中止となったが、児童のオンライン環境が整ったこともあり、動画でのイベントを企画したという。

11月14日に行なった撮影会では、福住太鼓が3曲を披露。また、ゆるキャラ「なかもん」は大きなカラダをものともせず、反復横跳びやシャトルランなどにチャレンジ。愛嬌いっぱいの姿に、撮影しているPTAからも笑顔がみられた。

地元の和太鼓グループ福住太鼓

武藤さんは「地元の方々が子どもたちのためにイベントを開催しようという気持ちで参加してくれ、大変ありがたい。コロナ禍の新しいイベントのかたちをPTAとして取り組み、今後も子どもたちが楽しめる機会を増やしていきたい」と話していた。


※この記事はタウン誌「深川」263号に掲載したものです。