真宗大谷派 光明寺
住宅街の一角にある浄土真宗のお寺で、京都東本願寺が本山。昭和5年、真宗出雲路派(しんしゅういずもは)の説教所として開かれ、昭和23年に現在地で光明寺と改め大谷派となった。ご本尊は江戸時代作の阿弥陀如来像で江東区指定文化財。
2年前、父である前住職から引き継いだ小林尚樹住職は、生まれも育ちも千田町。本山職員として勤務しながら住職を務めている。そんな小林住職が大事にしているのは「初縁(しょえん)づくり」。境内地や墓地のない小さなお寺ながら、遠方に墓地のある人や浄土真宗に縁のある人々が集い、報恩講(ほうおんこう)や永代経(えいたいきょう)なども営まれている。
昨今「終活」という言葉が注目されているが、小林住職は「仏(ぶつ)の教えに依(よ)って、このいのちをどう生きて往(ゆ)くかを考えるのが仏教での終活」といい、誰もが参加できる写経会や様々な仏事で勤める「正信偈(しょうしんげ)」を学ぶ会なども開いている。
アドレス | 江東区千田9-7 |
最寄り駅 | 地下鉄 住吉駅 |
TEL | 03-3644-3043 【公式サイト】 |