タウン誌「深川」が運営する東京深川の地域情報サイト

100周年の感謝とチャレンジ、お米のプロのおむすび屋さんがオープン!

期間限定でオープンしたおむすび専門店「新芽の便り」

門前仲町交差点近くにおむすび専門店「新芽の便り」が6月4日(火)にオープン。運営するのは地元企業でお米のプロでもあるヤマタネ(本社・江東区越中島)。今年7月に迎える創業100周年事業の一環として、来年10月末までの期間限定で営業予定。

店内1階ではおむすびを常時12種類ほど販売
色とりどりのおむすび

店舗では自社が扱うこだわりのお米を使用したおむすびを常時12種類ほど販売。また、お米の魅力発信や地域交流の場として、こども食堂などの地域活動も行なっていくという。

「100年間この地で商売してきましたが、今後も地域の皆さまにご愛顧いただくため、地域貢献の場としてこの店をオープンしました。次の100年に向けての象徴となるような店舗にしたい」とは、同社の河原田岩夫社長。

河原田社長とリーダーの小島さん

店名を考案した100周年プロジェクトチームのリーダー小島和子さんは「ただのおむすび屋ではなく、新しい取り組みを通して感謝やチャレンジなど、ワクワクする新芽を届けることをイメージして名付けた」と、その想いを語る。

店舗は元居酒屋をリニューアルした地上2階、地下1階で、店内装飾の土壁には廃材や副産物である籾殻や木製パレットをリサイクル材として利用。

店舗2階はのイートインスペース。店内装飾の土壁には廃材や副産物である籾殻や木製パレットをリサイクル材として利用
地下1階もイートインスペース。イベントなどにも使用予定

また、おむすびのお米は月替わりで2種類登場。6・7月は宮城県「萌えみのり」と秋田県「サキホコレ」で、お米の香りや味の違いもよく分かる。おむすび12種類のうち季節のおむすびは3種類。夏に向けての一押しは「夏の鰻と玉子」450円。シンプルな「米吟味塩むすび」190円などもおすすめ。テイクアウトの他、イートインスペースではおばんざいや夜は日本酒も楽しめる。※設備工事のためイートインは一時休業中

夜は日本酒やおばんざいも楽しめる(現在、工事のためイートインのみ休業

◎「新芽の便り」江東区門前仲町1-3-5
月曜~金曜7時30分~23時(土曜11時~)、日・祝休【公式Instagram

◎株式会社ヤマタネ 江東区越中島1-2-21【公式サイト

7月3日に開催された100周年記念式典では隅田川の永代橋近くで約2500発の花火が打ち上げられた

※この記事はタウン誌「深川」278号に掲載したものです。