秋の風物詩「かかしコンクール」でもおなじみの「深川資料館通り商店街協同組合」が、今年7月7日に「深川清澄白河共栄会協同組合」へと名称を変更した。
会員同士で約1年もの時間をかけ、じっくりと話し合いを重ねて決めた新しい名称。「人情とアートがつむぐ街」を掲げ、深川の歴史と情緒を受け継ぎながら、「街のみんなで共に栄えていこう」という温かい思いが込められている。
同商店街の歩みは、昭和23年に発足した「区役所通り商栄会」から始まった。現在は呉服店『田巻屋』の田巻雄太郎さん(53)が理事長を務め、加盟数は個人・企業を合わせて約180にものぼる。

長年親しまれた名前を変えた大きな理由は、会員の輪が深川資料館通りだけにとどまらず、清澄白河エリア全体へと広がってきたからだという。
「清澄白河という駅名が示す範囲はまだあいまいですが、清澄・白河・三好・平野の4つの町を中心に、お店だけでなく、暮らす人や企業の方など、さまざまな方々にご参加いただければ」と、田巻さんは笑顔で語る。
近年、おしゃれなカフェやアートの街として広く知られるようになった清澄白河。この街の雰囲気に魅せられて新たにお店を開いたり、移り住んだりする人も多く、この3年間でなんと50〜60もの新しい会員が仲間に加わった。
「今回の名称変更をきっかけに、街の魅力をより深く届け、人と人、人と地域をしっかりつなぐ会にしていきたい。みんなで街のことを気軽に語り合える場をつくりたいですね」
すでに新たな企画も進行中で、来年にはなんと「フラメンコ」をテーマにした新しいイベントを計画中。

現在、「深川清澄白河共栄会」では新しい顔となるロゴデザインを賞金10万円で一般公募している。締め切りは9月30日まで。興味のある人は商店街のホームページへ。
歴史ある人情と新しい風が心地よく交ざり合うこの街のこれからに、ぜひ注目していきたい。

※この記事はタウン誌「深川」291号に掲載したものです。

