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応募総数はなんと2万7000句! 深川芭蕉小中学生俳句大会

9月19日(日)、今年で10回目を迎える「深川芭蕉小中学生俳句大会」の一次選考が、深川神明宮(江東区森下1)で行なわれた。応募総数は2万7000句以上。今年は初めて江東区内の全小学校から応募があったという。

深川神明宮の会議室で黙々と俳句に向かい合う実行委員の皆さん

毎年、子どもならではの感性豊かなすぐれた俳句が多く、会場では有志の実行委員が黙々と1句ずつ審査。見落としを防ぐため、2日間かけて1句につき複数人が目を通している。
「俳句を見ていると、子どもたちはコロナ禍の影響でどこにも行かれなかったのだと痛切に感じます。そんな中でも身近な日常に目を向け俳句を詠んでくれました」とは、同俳句大会実行委員長の深川神明宮・内野成浩宮司。

この取り組みは松尾芭蕉とゆかりの深い深川の有志によって20年前からはじまり、10年前からは俳句教育を推進する区と協力して開催。二次選考の選者は俳句結社「蒼海」主宰、俳人協会幹事の堀本裕樹さんらが務め、大賞10名に表彰状が贈られる。表彰式は12月5日(日)に江東区芭蕉記念館で行なわれる予定。


※この記事はタウン誌「深川」262号に掲載したものです。