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アマチュア合唱団とオケが魅せる!
12月にティアラこうとうでコンサート開催

12月12日(日)ティアラこうとう大ホール(江東区住吉)で「ふるさとこうとう音楽のつどい」を開催。ケルビーニ作曲『レクイエム』の他、ブラームス『交響曲第4番』、J・ストラウス『芸術家の生活』を演奏する。14時開演、全席指定1,500円。チケットはTEL.03-5624-3333または各文化センターへ。※鑑賞は6歳以上。

江東区民合唱団と江東フィルハーモニー管弦楽団による「ふるさとこうとう音楽連盟」のコンサートは今回で28回目。指揮者の土田政昭さん(73)指導のもと25年にわたり活動を続けている。
「ケルビーニ作曲のレクイエムは一般的にはあまり知られていませんが、男性コーラスからの要望があり練習を始めました。モーツアルトのレクイエムに匹敵する素晴らしい曲。コロナを吹っ飛ばし、皆さまが元気で明るくなるような演奏になれば」とは、土田政昭さん。

富岡八幡宮婚儀殿で合唱指導する土田政昭さん

今年7月にも同ホールで『第九』のコンサートを開き、多くのファンが駆け付けた。観客は間隔をあけて着席。オーケストラは舞台、コーラスは舞台の下に降りて演奏するなど、これまで経験したことない体制で挑んだ。

長年、事務局を務める鳥見康子さんは「いつも応援してくださる山﨑江東区長から、23区長会議で〝江東区では25年も前から同じ指導者のもとでアマチュアの合唱団とオーケストラが演奏し続けている〟と第九の話題を披露したところ、それはすごいことだと称賛されたとうかがいました。実際に3つの区から問い合わせがあったほどです。今後も誇りを持って活動していきたい」と話している。


※この記事はタウン誌「深川」262号に掲載したものです。