2021年10月22日(金)~10月31日(日)の10日間、門前仲町・清澄白河・森下の深川エリアで「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」が再び開催されます!
街なかに障がいのあるアーティスト作品を展示し、街全体を美術館にしてしまおうというユニークな市民芸術祭で、共生社会の実現を目指して昨年11月に初開催。9日間でなんと約7万5000人が来場、色とりどりのアートと来場者の笑顔が街中にあふれました。
今年は「100年続く芸術祭」を目指し、イベント内容もさらにパワーアップ!その一部をご紹介します。
街なかアート
富岡八幡宮、深川不動堂を拠点とした門前仲町、カフェとアートの街として知られる清澄白河、深川発祥の地である森下の街なかに400点のアートを屋外展示。今年は森下地区の展示数が増えるそうですよ!
アート×∞(無限大)プロジェクトin清澄庭園 Produced by 假屋崎省吾
華道家、假屋崎省吾氏のいけ花と昨年度アートパラ深川コンペディション入賞・入選作品アート、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝わる都名勝の清澄庭園とのコラボ。
アートパラ深川メインビジュアル大賞
2022年度の芸術祭のメインビジュアルを決めるコンペディション。大賞受賞者には50万円のビジュアル使用料が贈呈されます。募集期間は7月1日~8月15日。展示は深川江戸資料館レクホールで入賞・入選作品約100点を展示予定。
今年も多くの市民が実行委員として参加。予算ゼロから芸術祭を創り上げるため、すでに活動を始めています。実行委員長の田巻雄太郎さんと一般社団法人アートパラ深川代表理事の北條裕子さんに、今年の見どころなどをうかがいました!
―昨年の初開催の大成功が今年の開催につながったのだと思いますが、
そのヒケツを教えてください。
北條さん「ちょうど時代にマッチしたのだと思っています。コロナの世界になり、そしてSDGsやサーキュラーエコノミーといわれているなか、私たちのイベントへの思いが、やはり共感いただいているなと感じています。企業様も待ってましたという感じで、思ってくださっているなとすごく感じますね」
―この芸術祭で一番「深川らしい」ところといえば?
田巻さん「実行委員の皆さんの熱量ですね。下町独特の結束力とか熱量が街全体に伝わり、この芸術祭を行なえているのだと思います。それが一番の深川らしさだと思っています」
―今年の芸術祭の見どころを地元の人たちに向けてお願いします!
田巻さん「一番見ていただきたいのは“街なかアート”です。今年は昨年より100点増えて全部で400点のアートを街なかに展示しますが、昨年のコンペディション入賞作も街なかに溢れます。
清澄庭園では華道家の假屋崎省吾さんのいけ花と昨年の入賞・入選作品がコラボします。こちらは今年初、日本初の試みかもしれません。言い続けるといっぱいになってしまうので(笑)これくらいにしておきますが、ぜひご覧いただきたいなと思います」
―ありがとうございました。10月が今から楽しみですね!