2020年秋に初開催された全国障がい者アート公募展「アートパラ深川大賞」で江東区長賞に輝いた渡部一喜さん(江東区在住)が、受賞作品「モンナカ」を東京メトロに寄贈。2021年3月27日(土)から深川不動堂山門横の「門前仲町駅」入口に展示されています。
アートパラ深川大賞は、昨年11月15日~23日に門前仲町、清澄白河、森下の各地で開催された街なかアート展「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」の一環として開催。全国から約880点の応募作品が寄せられ、芸術祭の期間中は、深川不動堂他で約150点の入賞作品が展示されました。
渡部さんは子どもの頃に進行性筋ジストロフィーを患い、現在は足でパソコンを操作しながら絵を描いています。寄贈された作品「モンナカ」は、門前仲町の街並みを鳥観図で表現。街の特徴をうまく捉えながら、一つひとつの建物や地下鉄などが細かくイキイキと描かれ、見ているだけでワクワクとした気分になれる作品です。
「門前仲町の中心、深川のお不動様のお膝元に展示され大変光栄に思っています。皆様に見てもらい、いつまでも愛される作品として展示されることを切に願います」とは、渡部さんからのメッセージ。
門前仲町を訪れたら、渡部さんの「モンナカ」もぜひご覧くださいネ。