8月25日に最新号「深川」255号を発行いたしました。
赤系の表紙は珍しいですね!という感想をさっそくいただきましたが、特集「お不動様と江戸の出開帳」にあわせて、お不動様の「おねがい不動」をモチーフに描きました!
富岡八幡宮とならび門前仲町エリアのシンボル的存在でもある深川不動堂は、明治時代にこの地に根を下ろしました。江戸時代には深川・永代寺でたびたび出開帳(他の社寺の境内などを借りて秘仏を公開すること)を行なっていたことから、ご縁のあるこの地に堂宇を構えることに。お不動様の出開帳は江戸で大ブームをまきおこし、成田詣にも発展しているんです。
ちなみに江戸時代の永代寺は富岡八幡宮を管理していたお寺で、明治時代に廃寺となってしまいましたが、永代寺の塔頭寺院だった吉祥院がその名を受け継いでいます。現在、お不動様の参道にある永代寺がかつての吉祥院です。
特集では江戸時代に行なわれた出開帳や、市川團十郎との関係、参道のおいしいもの、境内散策など、これまであまり知られていなかったお不動様を中心にご紹介しました。
この他、防災公園としての木場公園、コロナ禍での防災訓練の参考にしたい木場五丁目町会の取り組みなど、まちの話題をたくさん盛り込みました!
【お詫びと訂正】「深川255号」24ページ上段左 京のお漬もん処「近為」
茄子のお漬物 (誤)450円 (正)540円
お詫びして訂正致します。