金色の千手観音に出合えるお寺
正覚寺は深川地域の最初の寺町である現在地に寛永6年(1629)に創建した浄土宗のお寺。7月に父の跡を継ぎ、住職になったのは23世・鈴木智尊さん(47)。開かれたお寺として地域貢献にも熱心で、保護司歴は約10年、地元町会の神輿総代にも就任したばかり。
かつての江戸深川三十三間堂にゆかりある寺として、昭和61年、京都三十三間堂のご本尊の二分の一サイズで千手観音坐像を再與。このほか、大河ドラマ「べらぼう」にも登場した狂歌師・元ノ木網夫妻の墓など、誰でもお参りできる。また、本堂の天井画、浄土の極楽図を描いた観経曼荼羅は畳28枚分もあり、日本最大級としても有名。
「最近は墓じまいや永代供養などお墓の相談が増えています。住まいの近くでお墓参りしたいという地元の方々には墓地も分譲しておりますので、どなたでもお気軽にご相談ください」と鈴木住職。
◎大音山 響流院 正覚寺(しょうがくじ)
江東区深川2-22-5 TEL.03-3642-6768 【公式Instagram】


