昨年(2023)10月27日(金)・28日(土)の2日間、東陽・新砂ルネサンス協議会が汐浜運河で水辺の活用と防災をテーマにしたイベント「水辺の大実験2023」を実施。Eボートレースをはじめ、マルシェ、釣り体験、体験クルーズ、ステージなどの催しに、親子連れを中心に多くの人が訪れ、水辺のアクティビティを楽しんだ。
5年前に結成された東陽・新砂ルネサンス協議会は、水辺を活かした汐浜運河周辺の健康と防災のまちづくりを目指し、東陽1・2丁目町会や企業など9団体で運営。運河の遊歩道沿いにウッドテラスやフィットネス・ロードを整備した他、浮き桟橋も新たに設置した。
「他にも遊歩道に果樹木を植栽したり、トイレの整備をしたいという案も出ているところです。今後も地域のみんなが楽しめる水辺の活用方法を話し合っていきたい」とは、同会会長をつとめる東陽2丁目町会長の志藤昌作さん。
志藤さん率いる東陽2丁目町会は、近隣企業や町会など7チームが参加したEボートレース「第3回汐浜運河カップ」にも出場。防災避難用のEボートに8人で乗り込むと、東陽橋付近に設けた約200メートルのコースで「よいしょ、よいしょ」と声をかけながらパドルを漕ぎ善戦。惜しくも準決勝で敗退するも堂々3位の大健闘だった。
※この記事はタウン誌「深川」275号に掲載したものです。