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「わっしょい、わっしょい!」数矢小の児童が手作り神輿で巡行!数矢小学校・開校110周年

江東区立数矢小学校の1年生〜6年生の児童約750人が、開校110周年を祝って神輿を制作。2022年10月29日(土)には、クラスごとに手作りした自慢の神輿23基を「わっしょい、わっしょい」と元気に担ぎながら学校周辺を巡行。深川不動堂や富岡八幡宮の境内では神輿を頭上に差し上げるなど、深川っ子らしさも見せ、保護者や道ゆく人からは拍手が湧き起った。

110周年を迎えた数矢小学校

「この町の一番の良さはお神輿。子供たちにぜひ担がせたかった。地域の方々の協力でお神輿を巡行することができ、思い出に残るイベントができたと思う」とは、飯川浩二校長。

同校では児童数の増加にともない、2021年7月から校舎の増改築工事が行なわれ、約1年間、南砂仮校舎(旧南砂西小学校)を利用してきた。そのため、巡行には地域への「ただいま」という思いも込めたという。

神輿作りは材料に厚紙や折り紙、粘土などを使用。本物のお神輿を真似たものから宝船を象ったもの、神輿の胴にクラス全員の似顔絵を張り付けたものなど、デザインに工夫を凝らした。

クラスごとに神輿を手作り

神輿の土台と担ぎ棒は、同校PTA役員の経験者が集う「やばね会」が中心となり制作。会長の小林功治さんは「天気も良く最高の1日。子供たちの元気な姿が見られ、本当にうれしい」と、興奮気味に話した。

神輿巡行に参加した4年生の男子児童は「わっしょいと言いながらみんなで担げたのが楽しかった」と、笑顔で語った。  

元気いっぱいに神輿を担いだ子供たち

※この記事はタウン誌「深川」269号に掲載したものです。