
江東区老人クラブ連合会(さざんかクラブ)の輪投げ大会が盛り上がっていると聞いて、6月5日(木)に深川スポーツセンター(越中島1)で開催された江東区大会を訪ねた。
この大会には、深川南・北、城東南・北の4エリアの各予選を通過した20チームが参加。上位3チームが東京都大会に出場できるとあって、声援をおくる人たちで一段と盛り上がりを見せていた。
老人クラブの輪投げは独自のルールで行なわれ、チームは各5人一組。1〜9の数字が並ぶ60センチ四方のボードを目掛けて、5メートル離れた位置から輪を投げる。一人9投で6回戦まで行なわれ、5人の総合得点で競い合う。いたってシンプルだが、実際に投げてみると距離感をつかむのが意外に難しい。ポイントは集中力だという。

この日、本領を発揮できずに大会を終えた富岡2丁目老人クラブ「矢数会」の輪投げ部部長の竹下きく子さんは「矢数会が誕生して10年目になりますが、輪投げはメンバー10人ほどで、週1回、町会事務所で和気あいあいと楽しんでいます。来年こそは都大会を目指して練習に励みます」と、気持ちを新たにしていた。

優勝「千石長寿会A」、準優勝「東砂二丁目団地永寿会」、3位「新砂健老会」の3チームが、6月20日(金)開催の東京都大会へ出場した。
※この記事はタウン誌「深川」284号に掲載したものです。