
「深川富岡八幡 葵太鼓」が今年50周年を迎え、5月11日(日)にティアラこうとう大ホール(江東区住吉2)で記念公演を開催。滑川智也会長(45)は「50年間支えてもらった感謝の気持ちを一生懸命叩くことでお返ししたい」と意気込む。
葵太鼓は前会長で智也さんの父・智大さんが20歳の頃に富岡八幡宮の氏子で結成。以来、富岡八幡宮の祭礼や神輿渡御、盆踊り、イベントなどで活躍を続けている。
また、江東区太鼓連盟も組織。柏太鼓、福住太鼓、洲崎東陽太鼓とともに、東京マラソンや江東シーサイドマラソンといったスポーツイベントにも活躍の場を広げている。
現在メンバーは26人で、小学1年生から70代まで幅広い。練習場のパルシティこうとうの音楽スタジオを訪ねると、子ども連れで練習に通うメンバーも多いようで、家族的な和気あいあいとした雰囲気。

だが、練習が始まると一転、大人も子どもも本番に向け熱の入った練習が続く。からだ全体を使って和太鼓を叩く姿はスポーツのようにもダンスのようにも見え、1曲叩き終えると「ハァ、ハァ」と、肩を上下させるほどハードだ。公演では子どもたちもオリジナル曲『八幡祭り』を披露。手にマメを作りながら練習に励んでいる。
公演では新曲も含め11曲ほど披露する予定という。チケットはティアラこうとう・区内各文化センター窓口、江東区文化コミュニティ財団ホームページから購入可。一般2,000円、高校生1,000円、中学生以下無料。
【問】03-5624-3333/【江東区文化コミュニティ財団WEBサイト/ティアラこうとう】
【富岡八幡 葵太鼓/公式Instagram/公式Facebook】

※この記事はタウン誌「深川」283号に掲載したものです。日時や料金など変更になる場合があります。