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鍼灸ビギナーさんも安心の鍼灸院/鍼灸院『ひなた』

鍼灸は東洋医学の治療技術の一つ。チャレンジしてみたい!と、清澄白河にある鍼灸院『ひなた』で体験取材させていただきました。鍼灸治療は初体験。「痛くないかな?」「ハリネズミみたいになっちゃう!?」と、ドキドキしながらうかがうと、笑顔で迎えてくださったのはスタッフの島津 樹さん(25歳)。柔道整復師と鍼灸師の資格を持つ先生です。

路地裏の隠れ家のような鍼灸院『ひなた』

『ひなた』は延べ10万人以上の施術経験を持つ、大ベテランの山元大樹院長の他に3名の先生がいて、初回から回復までいつも同じ先生が担当。初診のため、まずは白湯をいただきながら予診票を記入。院内にはピアノのやさしい音楽が流れ、ハーブのような不思議な香りもただよっています。

やさしく丁寧に話を聞いてくださった島津先生

初診の人には約20分かけて問診も行なわれます。不調を感じる部分はどこなのか、それによって困っていることなど、先生が丁寧に話を聞いてくれるので、あらためて自分のからだと向き合う良い機会にもなりました。筆者の場合、慢性的な首の痛みや肩こりがあるため、今回は背中に鍼を打ってもらうことに。マジックテープで背中が開閉する施術着に着替え、さっそく鍼施術がスタート!

『ひなた』で使う鍼の基本は0.16ミリで注射針の1/13の太さ。写真を撮ってみましたが髪の毛の太さほどしかないため、ちょっと分かりにくいかもしれません。痛みが不安だった人でも安心の太さです。実際、背中に打ってもらいましたが、鍼を打ちこむ「トントン」という振動以外は何も感じませんでした!

0.16ミリの鍼。細すぎて見えないかも?

また、痛い場所に鍼を打つのではなく、先生が痛みの原因となっている場所を探り当て鍼を打ち込みます。今回は6カ所に鍼を打っていただきましたが、1鍼打つたびに痛みが徐々に緩和していることを実感。これは今まで感じたことのない不思議な体験でした。

島津先生によると、治療後には「鍼あたり」など様々な反応が現われることがあるため、初診の場合は30%ほどで治療を終えるそう。実際、治療後に少し眠気がありました。

鍼灸治療は肩こりや腰痛、原因不明の不調や自律神経症状、うつ病、不妊など、様々な症状に対応しています。WHO(世界保健機構)が定めた鍼灸の適応症状は、なんと約180疾患もあるとか。からだの不調でつらい時は、皆さんも試してみてはいかが?

鍼灸院「ひなた」 江東区清澄3-9-13 TEL.03-6823-4230 【公式サイト

鍼灸の他、よもぎ蒸し、医療美容鍼なども行なっています