2月3日(月)に江東区が新年度予算案を発表。予算規模は2784億5300万円で前年度比9.5%増の過去最大となった。
予算案の中でも大きな話題となっているのが、令和9年4月にリニューアルオープン予定の若洲公園の巨大遊具。公園のシンボルとして建設された風力発電施設(風車)が老朽化のため撤去されたことから、跡地に新たなシンボルとなる大型遊具を整備。新年度の予算案には公園の整備に7億4532万円、大型遊具の整備に2億2487万円が計上された。

高さ19.8メートルの大型遊具は、高さ12メートルから滑り下りるローラースライダーなど、4つの都内最大を有するオリジナル遊具で、国産材の木材や太陽光パネルで発電するなど環境にも配慮している。
気になる若洲への交通アクセスについて大久保朋果区長は「公園の整備とは別に区では交通アクセスについての公的な計画を来年度以降策定していくことも考えている。若洲公園にかぎらず区内の周遊性を高め、どのように整備していくのかについては、その計画の中で考えていきたい」と語った。
予算案にはこの他、区内最大の防災倉庫を新木場に整備することや、古石場1丁目のちどり幼稚園跡地に区内9カ所目となる子ども家庭支援センターを整備、エアコンのない高齢者世帯のエアコン設置支援など、様々な事業が盛り込まれた。
※この記事はタウン誌「深川」282号に掲載したものです。