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令和6年7月25日(木)19時〜 小名木川に架かる高橋々畔を会場に「川せがき灯籠流し」

高橋乗船上の会場

夏の夕暮れ、小名木川の川面に灯籠の灯りが揺れる。灯籠の一つひとつには戒名が記され、船上供養する僧侶たちの読経や「ドンドンドン」と、団扇太鼓を打ち鳴らす音などが辺りに響き渡る。

深川仏教会が小名木川の高橋々畔で行なう「川せがき灯籠流し」は、深川の夏の風物詩であり祈りの日でもある。

川せがきは、川での溺死者などの霊を弔うため、川辺や船中でする法会のこと。深川では昭和初期から、関東大震災や東京大空襲で川に身を投じて犠牲となった人の慰霊として、また、最近は先祖や新盆の供養として灯籠を流す人も増えている。  

今年も7月25日(木)19時から、祈りを込めた灯籠が小名木川に灯る。(本誌278号「江東夜色」より)

◎川せがき灯籠流し/小名木川高橋々畔/19:00〜20:00頃
供養は一霊1,000円以上。深川仏教会各寺院で受け付けている他、当日会場で17:30から受付。
TEL.03-3642-3437(深川仏教会事務局・龍光院)【公式サイト


※この記事はタウン誌「深川」278号に掲載したものです。