講談や落語といった大衆演芸で門前仲町を盛り上げたい…。その名も「人情深川寄席」が、4月15日(月)深川不動堂(江東区富岡1)で初開催された。高座をつとめたのは講談師の神田陽子さん・神田紫さん、落語家の雷門音助さん・林家あんこさんの4人。見上げるほど大きな仏像の前で「中江藤樹の母」や「八問答」などを披露し、観客は聞き入っていた。
寄席の主催は深川門前仲町景観まちづくりの会で、町の賑わいづくりの一環で地域のイメージにあわせたイベントとして企画。神田陽子さんら江東区在住の芸人さんや、深川不動堂の協力もあり実現した。寄席のネーミングは参道の愛称「人情深川ご利益通り」にあやかったという。
今後も縁日がある15日を中心に、深川不動堂で来年3月まで毎月1回開催(9月・1月除く)。12時〜12時45分。木戸銭1,000円。予約不要。
次回は5月15日(水)・6月15日(土)に開催。
[場所]深川不動堂(富岡1)
※この記事はタウン誌「深川」277号に掲載したものです。