江東区新砂に本店を構える竹中工務店が、南砂2丁目にあるグループ会社のオフィス施設を自社開発事業の一環としてリニューアル。10月1日(日)にカフェと会員制シェアオフィスを併設した複合施設「東陽町ぐりんたす(Toyocho green+)」としてオープンした。
緑あふれる木立の中のカフェの他、地域の人が気軽に訪れることのできる広場やキッチンカースペース、モビリティポート、地域本棚を設置。10月下旬には広場でマルシェ、かけっこ教室、木工ワークショップなどのオープニングイベントも行なわれ、今後もマルシェは定期的に開催する予定。カフェと会員制シェアオフィスはグッドルームが運営する。
施設のある地は1969年に同社が技術研究所としてオープン。築後50年を機に「人と自然、まちをつなぐデザイン」を設計コンセプトに、豊かな緑を活かしながら、カフェの新設と既存建物の改修を行った。
カフェは木造一部鉄筋コンクリート造。伐採した樹木を再利用した照明器具や施設内の樹木の葉を転写したタイル、地面と直接つながる室内プランター、植物のパターンをデザインした網戸など細部にまでこだわっている。
カフェは、ワンちゃんの利用もОKだから散歩途中に立ち寄ってみてはいかが。
◎Toyocho green+ 江東区南砂2-5-14 【公式サイト】
※この記事はタウン誌「深川」274号に掲載したものです。