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金色に光り輝く「みまもり不動尊」
深川不動堂の内仏殿2階に遷座

美しく迫力のある「みまもり不動尊」

深川不動堂の内仏殿2階に金色に輝く「みまもり不動尊」がお目見えした。開創320年記念事業のメイン行事として、昨年12月15日に「遷座開眼法要」も行なわれた。

みまもり不動尊は高さ2メートル50センチ(火炎部分含む)の立像で、明治9年作。名古屋の講社が所有し、加持祈祷を行なってきた由緒ある不動明王像で、当時は「金色不動」と呼ばれていた。その後、昭和50年頃に縁あって児童養護施設「成田学園」の講堂に移され、多くの子どもたちを見守ってきたという。

だが、一昨年に新園舎を建設したことをきっかけに、深川不動堂が不動尊を譲り受け、多くの人々を救ってきたことから「みまもり不動尊」と名称を変え遷座。表面の金箔を張り直し、左右に従えた両童子も制作当時の色を忠実に再現するなど、1年4カ月かけて修復した。

また、背面に光るステンドグラスの紅白の蓮は、4階宝蔵大日堂の天井画を描いた日本画家・中島千波氏の手によるもので、鮮やかに咲く蓮の花が、みまもり不動尊の金色と美しく調和している。

内仏殿2階には、他にも「四国八十八カ所巡拝所」や天然石の七福神などがある。お参りに出掛けてみてはいかが。

【問】深川不動堂/TEL.03-3641-8288/公式サイト

5月1日(月)10時30分より/深川龍神例大祭

法要中にも奉献される「龍神願い札」は、ご寶前の水鉢に浮かべると水に溶け、願い事が龍神の元に届くとされています。例大祭では皆様の諸願成就を祈願する他、奉納太鼓も演奏されます。

6月15日(木)9時30分より/両祖大師誕生会 青葉まつり

真言宗開祖の弘法大師空海上人と中興の祖・興教大師覚鑁上人の御誕生日をお祝いするお祭り。境内正面の祭壇には願い札をご用意する他、6月中は札場にて限定御朱印を授与いたします。


※この記事はタウン誌「深川」271号に掲載したものです。

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