タウン誌「深川」が運営する東京深川の地域情報サイト

江東区にプロバスケチーム誕生!東京ユナイテッドバスケットボールクラブの早水将希ヘッドコーチとキャプテンの宮田諭選手にインタビュー

TUBCの選手とスタッフたち。前列中央は家本賢太郎代表
10月9日・10日は有明アリーナのメインアリーナでホーム開幕戦が行なわれ、9日はBリーグ最多入場者数を記録!

東京ユナイテッドバスケットボールクラブは、有明アリーナを拠点とする男子プロバスケットボールクラブだ。誕生したばかりの新しいクラブで、今シーズンからB3リーグに新規加盟。ベテランの宮田諭キャプテンを筆頭に12人の選手が所属し、江東区を本拠地に、地域に愛され、応援されるチームを目指す。

江東区民なら応援しなくちゃね!というわけで、チームの魅力を探るため、有明アリーナで練習を終えたばかりの早水将希ヘッドコーチ(35)とキャプテンの宮田諭選手(44)に、チームの特徴や目標をうかがってきました!

B3リーグって?

男子プロバスケットB3リーグには16クラブが加盟。レギュラーシーズン(リーグ戦)で上位8クラブがプレーオフに進出し、順位が決定する。シーズン終了後、B2との入替対象となるのはB2クラブライセンスを取得した2クラブ。

右から早水ヘッドコーチとキャプテンの宮田選手。練習場所は有明アリーナのサブアリーナが中心
TUBCはどんなチーム?

※TUBC…東京ユナイテッドバスケットボールクラブ

早水HC:全員がいつでもヒーローやエースになれるバランスの良さと、チームワークを活かして一丸となって戦えるチーム。44歳のベテランから20代前半の選手もいるなかで、選手同士が分け隔てなく良いコミュニケーションを取っています。オンもオフも皆が役割を遂行するまとまったチームです。

キャプテンの役割は?

宮田選手:新しいチームなので、今までいた環境や文化の違いに戸惑ったり、ギャップを感じる場面があると思うんです。それを解決するのが僕の役割ですが、それが普通だということをどう伝えていくか、それが一番大事。運営のフロントスタッフやスポンサーさんも含め、皆がバスケや仕事に集中できるよう、表現は難しいが、こぼれたボールを拾いに行くというか、人が見つけられないものを拾って自分の仕事にするのも役割だと思っています。

今シーズンの目標は?

早水HC:まずはレギュラーシーズン8位以内に入ってプレーオフに出る。もちろん、最終的に目指すところはB3でチャンピオンになること。

また、今シーズンのスローガンとして「Be aggressive 愛され、応援されるチームに」を掲げました。守りに入らず攻めていけるチームをつくり、ファンに勇気や楽しさを伝えていきたい。この地域にこのチームがあって良かったと思ってもらえるようなチームづくりを目指します。

今シーズンの意気込みを!

宮田選手:全員がバスケットを一生懸命楽しんでいる姿を見せることが、何かを伝える手段だと思うので、精一杯バスケを楽しみたいのが一つ。また、一人でも多くの人とつながりをつくることです。その手段として勝つことが近道だと思いますが、負けたら何も残らないチームにはなりたくない。

試合会場に来ることで非日常を感じてほしい。楽しいコンテンツになれると僕らは信じているので、有明アリーナのホームゲームという空間を楽しんでください。僕らも頑張るので、エキサイティングな試合を見てハマってほしいなと思います。

最後に…深川のまちをご存知ですか?

宮田選手:大学生時代、年末年始に深川郵便局で年賀状を仕分けるアルバイトをひたすらやっていました(笑)。早稲田のバスケ部の伝統で、年末年始だけまとまったバイトとして斡旋してくれるんです。門前仲町にも馴染みがあります。

深川のまちは活発なイメージで、選手たちは深川八幡祭りでお神輿担げたらいいねとか、露店をまわりたいよねと話していました。次のオフシーズンには一緒にやらせてもらえたらうれしいです。

マスコットキャラクターのユナイト。とってもキュート!
会場で買える応援グッズ。これで応援もバッチリ!

試合会場では、プロならではのスピード感や迫力、音楽や照明を使ったノリノリの演出、コンサート会場のような一体感も味わえる。ホーム戦はチームカラーのブルーを身に付けて応援しに行こう!

今後も有明アリーナ・サブアリーナ、有明スポーツセンターでホームゲームがある。2023年1月14日・15日には有明アリーナのメインアリーナで試合予定。初年度限定の応援グッズ満載のファンクラブメンバーも募集中。詳細は公式サイトへ。【公式サイト

有明アリーナ

※この記事はタウン誌「深川」268号に掲載したものです。