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お寺の住職が渾身のニューアルバム!

生まれも育ちも深川のMalus(マルス)こと鈴木智尊さん(43)は、深川二丁目にある正覚寺の副住職のかたわら、ヒップホップ音楽のトラックメイカー(作曲家)やDJとして活躍中。

18歳で音楽活動をはじめ、10年ほど前から葛飾区在住のリリカル ウォーターサイドさんと下町東京を代表するユニット「Malus& Lyrical WaterSide」を結成。2021年2月に2作目となるニューアルバム「Connectivity(コネクティビティ)」をリリースしました!

深川の「F」をハンドサインするマルスこと鈴木智尊さん。地元では保護司としても活動

「SNSなどで話題の旬の海外ラッパーや、90年代からどんなクラブでも曲が流れているようなレジェンドアーティストとコラボしました。ぜひ地元の人にも聴いてほしい」という自信作。

制作期間は3~4年。全10曲の中には「自分でも驚く」というほどのアーティストが多数参加。なかには音楽ストリーミングサービスで4000万回も再生されている有名ラッパーや、日本公演で来日した時に鈴木さんが直接オファーしたという女性ラッパーなどの曲も。

Malus&Lyrical WaterSide/ニューアルバム「Connectivity」2.200円
レーベル:RE:CREATION
@recreation_jpn | Linktree

さっそく試聴してみると、ヒップホップながら心地良さを感じる曲ばかり。「深川は川や橋が多く、趣味で川沿いをランニングしている時に、気持ち良くなれる曲を作りたいなと。永代橋とかの遊歩道でよく缶ビールを飲んでいる人がいますが、その人たちが川を眺めながら黄昏られる曲をイメージしています」と、9年前に初アルバムを制作した時から、一貫して水辺のイメージを大切にしています。

コロナ下でエンターテインメント業界は大きな影響を受けていますが、「コロナや嫌なニュースでふさぎ込んでいる人も多いと思いますが、アルバムが皆の気持ちをポジティブに変える力になればうれしい」という鈴木さん。

アルバムはアップルミュージック、スポティファイ他で配信している他、6月下旬頃までにはCD盤も発売予定!