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卒業生にPTA連合会が超巨大映像をプレゼント!

今年3月に区立中学校を卒業した生徒は2564人。
卒業生たちは新型コロナウイルスの影響で学校行事はすべて中止、修学旅行も実施されないまま卒業式を迎えました。

そんななか「卒業生に中学校生活最後の思い出をつくってもらいたい」と、江東区立中学校PTA連合会が卒業生たちにサプライズで超巨大映像をプレゼント。3月15日~19日かけて区内20校に届けられました。

投影前に「いくぞ!オー!」と円陣を組むPTAと投影スタッフの皆さん(深川二中)

映像の制作費は昨年12月から1月にかけてクラウドファンディングを実施。映像の制作費と投影には最低600万円必要でしたが、なんと787人から約830万円の支援が寄せられました。

深川第二中学校では3月18日に投影。約3分間の映像は、春から夏、秋、冬、そして再び春が訪れるストーリー。3年間の思い出をぎゅっと凝縮したすばらしい映像は、保護者でなくとも感動して思わず涙・涙…。

桜吹雪や花火、紅葉など、美しい映像の数々

また、映像にはクラウドファンディングに賛同した人たちからのメッセージや、各校の思い出写真も組み込まれ、卒業生たちからは歓声や大きな拍手が自然と湧き起っていました。

「ありがとうございました!」「映像がとてもきれいで心に刺さりました!」などなど、卒業生たちも感動していた様子。

PTA連合会にとっては初めてとなるプロジェクト。なかには実現を疑問視する声もあったそうですが、昨夏から各校の校長や区長、教育委員会と掛け合い、やっと実現にこぎ着けたといいます。

卒業生のみなさん、新しい生活が笑顔であふれますように。がんばってくださいね!