「認定こども園・文化教養学園」「心行寺・双葉幼稚園」「深川神明宮・神明幼稚園」の園長や副園長先生に幼稚園で力を入れていることや趣味やモットーなど先生の素顔をうかがいました。私立幼稚園選びの参考にしてくださいネ。(2020年タウン誌深川9-10月号掲載した記事です)
認定こども園 文化教養学園 野上 茜 副園長
趣味・特技
小学生の時からフルートやピアノ、中高校では管弦楽部に入ってオーケストラをやっていました。私自身、3人の男の子を育てているので、子育ての悩みなど保護者の気持ちに寄り添えたらと思っています。コロナ禍のため、毎日16kmを電動自転車で通勤しています。
モットー
「やさしい言葉遣い、きちんとしたごあいさつ」
昭和28年に芸術家の祖父が創立した文化教養学園幼稚園ですが、平成21年度に区内初の認定こども園として新たにスタートしました。きちんとしたごあいさつや言葉遣いは、創立よりこの園の宝です。
力を入れていること
0歳児から5歳児までの一貫した保育。幼児教育の中に、音楽に触れることを多く取り入れています。0歳からのリトミックは耳で聴き、体で感じることができるため、乳児にも良い影響を与えます。中でも幼児(3~5歳)は創立以来のバイオリン早教育、園全員で週1回のバイオリン一斉教育が引き継がれています。子どもたちの知っている曲をみんなと一緒に弾ける喜びは大きなものです。
◇認定こども園 文化教養学園 江東区石島6-7 TEL.03-3647-0166
【公式サイトはコチラ】
- 園見学についてはメールまたは電話で問い合わせ。
- 専門講師によるバイオリン、絵画、パソコンを教育に取り入れている他、希望により絵画、バイオリン、体操、ピアノ、モダンバレエ教室も開催。
- 送迎バスあり、延長保育あり、完全給食。
心行寺『双葉幼稚園』 鈴木 定光 園長・住職
趣味・特技
趣味はゴルフですが、なかなか行く時間がとれないのが残念です。
座右の銘
「臨事無疑」(事に臨んで疑い無し)
わが家の座敷の扁額に明治の元薫西園寺公望公が書かれた「臨事無疑」が残っており、小さいころから目にしていました。
幼稚園では「和顔愛語」(いつでも笑顔を絶やさずに優しい言葉で人に接しましょう)です。
力を入れていること
- 小動物や園庭内の畑で野菜などを育て観察することにより、命を育む大切さや野菜の成長過程を自然に会得する。
- 日常の挨拶やお礼などの言葉を自然に言える。
- 好き嫌いなく食べて、元気で健康な身体をつくる。
- 困っているお友達がいたら手を差しのべる優しい心を持つ。
- 四季折々の自然の変化を感じ、美しいものに感動する子どもになる。
以上をカリキュラムに取り入れ「元気に遊ぶ、幼稚園が大好きな子ども」を育てることです。
◇双葉幼稚園 江東区深川2-16-7 TEL.03-3641-5656(平日・9時~17時)
【公式サイトはコチラ】
- 令和4年度入園案内は公式サイトに掲載。※見学会あり
- スポーツクラブ/毎週水曜日13:00~(年長組希望者)
- 預かり保育/早朝保育平日7:45~、延長保育17:30迄
- 通園バスあり、給食は週3回(週2回お弁当)
深川神明宮『神明幼稚園』 内野 成浩 園長・宮司
趣味・特技
高校・大学の7年間、ホッケー部に所属していました。50歳を過ぎてから学生時代の仲間に誘われシニアチームでプレーしています。あとはお絵描き。幼稚園でときどき子どもと一緒に絵を描きます。
モットー
「ないものを数えず、あるものを数える」
これは私が自分の人生で大事にしているモットーですが、子育てでは特に大切だと思います。子どもたちには様々な個性があり、それぞれ得手不得手があります。ないものを数えず、あるものを数えて子どもと共に自分も育ちましょう。
力を入れていること
テーマは「あそびこむ」です。子どもたちは日々の遊びを通じて様々なことを学び育って行きます。土のやわらかさ、水の冷たさ、クレヨンの色鮮やかさ、五感を通じてリアルな経験を沢山してほしいです。幼児期の3年間は自分で出来ることが飛躍的に増えます。達成感と自己肯定感をしっかり味わってほしいです。思い通りにいかない経験も大切です。遊びの中に学びがある。それが「あそびこむ」です。
◇神明幼稚園 江東区森下1-3-17 TEL.03-3632-8793(平日・15時~16時半)
【公式サイトはコチラ】
- 令和4年度入園案内は公式サイトに掲載。
- 送迎バス・延長保育・給食はすべて無し。
- 深川神明宮の本祭りでは稚児行列に参加したり、茅の輪くぐりなど神社の行事にも参加できる。