中学生を対象とした税についての作文コンクール(全国納税貯蓄組合連合会・国税庁共催)で、全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞した江東区立辰巳中学校3年の清水結麻さんが、2024年12月9日(月)に江東西税務署(佐々木正直署長)で一日税務署長を務めた。
作文コンクールは中学生への租税教育の一環として昭和42年から毎年行なわれ、今回で58回目。清水さんは作文で、超低出生体重児として生まれ入院した経験から医療費助成制度に着目。その財源である税金で子どもたちの健康が支えられている一方、過剰受診の問題にまで触れ「税金を便利だといって無駄遣いする人が少しでも減り、税金の大切さが世の中に伝わってほしいと思う」と訴えた。
清水さんは作文を朗読した他、江東西納税貯蓄組合連合会の役員との名刺交換や税務署内の視察なども行なった。
※この記事はタウン誌「深川」281号に掲載したものです。