
江戸三大祭りの一つに数えられる、富岡八幡宮のお祭り「深川八幡祭り」。今年は、誰もが首を長くして待ち焦がれていた3年に一度の本祭りの年だ。今年の祭礼期間は8月12日(水)から16日(日)までの5日間。
15日には、神社の鳳輦(ほうれん)が氏子町を巡り御神徳(ごしんとく)を授ける「神幸祭(しんこうさい)」が厳かに執り行なわれる。そして翌16日、その感謝を込めて54基の町神輿が勢ぞろいする「各町神輿連合」がいよいよ幕を開ける。
担ぎ手の数は約2万人。通りを埋め尽くす神輿と「わっしょい、わっしょい」という地鳴りのような掛け声。町全体が熱狂に包まれる様子は、まさに勇壮そのものだ。
別名「水かけ祭り」とも呼ばれ、沿道から洗面器で、あるいは消防団の放水やトラックの荷台から豪快に浴びせられる水が、担ぎ手の熱気をさらに加速させる。この熱狂の中に、あなたも飛び込んでみない?
◎富岡八幡宮(富岡1)TEL.03-3642-1315【公式サイト】

深川にいるなら、神輿を担がなきゃもったいない! はじめて神輿を担ぐ人が増え、担ぎ方練習会や祭りの説明会を開く町会もある。神輿デビューの第一歩を踏み出そう。

どうすれば神輿を担げるの?

袢天があれば担げるので、はじめての人は、まずは自分が住んでいる、または職場がある町会掲示板をチェックしてみて。祭りのスケジュールを含め、大切なお知らせは、だいたい町会掲示板に掲示される。また現在では町会が運営する公式WEBサイトやSNSアカウントがあるので調べてみよう。
「担ぎ手募集」がはじまるのは3〜4月頃、7月上旬頃に「芳名版」に掲示する町会もある。チラシやポスターに連絡先が掲載されているので、担ぎたい人は問合わせてみよう。


無料で担げるの?

お祭りは町内の住民や企業などからの寄付(奉納)で運営されている。担ぎ手の飲み物や弁当はもちろん、皆で楽しむ宵宮、神酒所や神輿を飾る御仮屋作り、提灯などの祭り小物、神輿のメンテナンス費など、想像以上にお金がかかる。
一方、裏方で祭りを支える人たちは皆さんボランティア。参加費を強要されることはないが、礼儀として寄付(奉納)をしておきたい。金額は3,000〜5,000円以上が多い。金額に迷った時は、6月下旬〜7月上旬頃に奉納者名を記した「芳名板」が各町の街角に立つので参考にして。祭礼前は町内に設けられる受付所、期間中に各町の神酒所に持参してもいい。奉納金は封筒や祝儀袋に入れて持参しよう。



氏子しか町神輿は担げないの?

町会ごとにルールに違いがある。住民だけでは担ぎ手不足のため、多くの町会は付き合いのある神輿同好会や町内在勤者、住民からの紹介など、氏子以外の人も歓迎している。縁故がない場合も担ぎ手募集のポスターを見かけたら、まずは相談してみて。友達と一緒に参加すれば、なお楽しい!

自分が氏子かどうか分からない。。。

富岡八幡宮の氏子地域は広大で、神輿連合渡御にはその一部が参加している。参加町会は駒番表で確認。「下木場」と「深濱」については町会ではなく神輿保存会が運営している。

ちゃんと担げるか不安にゃ。。。

一部の町会では「担ぎ方練習会」を事前に行なっている。練習会を開かない町会も、連合渡御の前日や前々日に、神輿の町内巡行を行なっている。町内の人たちと顔をあわせ、神輿担ぎの練習にもなる良いチャンスなので、積極的に参加しよう。
ちなみにネコは担げません。

。。。

※この記事はタウン誌「深川」288号に掲載したものです。

