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神輿連合渡御の「初番」に宮元が復活!初番ってなに?

真っ白な飾り綱をつけた宮元の神輿

今年から、神輿連合渡御の駒番に「初番」が復活した。初番とは一番よりも前で、連合渡御の先頭を務める特別な役目。今後は富岡八幡宮のお膝元である富岡一丁目(宮元)が、毎回この栄誉ある初番を担うことになった。

「神輿総代連合会の相談役や富岡八幡宮からの推薦をいただき、今回の復活が実現しました」と語るのは、総代会で副幹事長をつとめる宮元の山﨑隆夫さん。古い時代については詳細が残っていないものの、昭和61年〜平成14年にかけては宮元が初番(平成8年からは魁)を務めていた時期もあった。

宮元の山崎隆夫さん

現在、連合渡御の順番はくじ引きで決まる。初番がなかった3年前は山﨑さんが、予備抽選を含め3回くじを引き、見事「一番」を引き当てた。これにより、宮元は21年ぶりに渡御の先頭という晴れ姿を飾った。この栄誉を祝して、富岡一丁目の元住民の金子秀二さんから、真っ白な絹糸にシルバーの網かけを施した格式高い飾り綱が寄贈された。神輿を一層引き立てる品で、本祭りの時だけ使用されるそう。

連合渡御では神輿だけでなく、宮元の娘囃子「巴美会」が昼休憩後の中央区・新川から先導するのも恒例だ。山﨑さんは「名誉ある初番を仰せつかり大変嬉しいですが、その分責任も重大。決められた時間をしっかり守り、粛々と渡御を進めます。いわば〝露払い〟のような役目ですから」と話してくれた。


※この記事はタウン誌「深川」287号に掲載したものです。