アメリカ発祥の新しいスポーツ「ラウンドネット」をご存知かな? マイナースポーツながら世界で約500万人がプレーし、今年8月にはロンドンで約30か国が参加して世界大会も開催された注目の競技だ。
「ラウンドネットは30歳すぎてからでも日本代表になれる夢のような競技。若い人たちにも楽しんでほしい」と話すのは、日本代表として活躍した川崎愛紗さん(33)。
川崎さんは江東区門前仲町出身で、父の静男さんは神輿総代。9月18日(水)に日本代表の武井裕弥選手(29)と共に大久保朋果江東区長を表敬訪問し、ラウンドネットの魅力をピーアールした。
ラウンドネットは2人対2人で対戦する球技で、直径1メートル程の弾力性のある円形ネットと直径約10センチのゴムボールを使ってプレー。プレイヤーの中央に円形ネットを設置し、ゴムボールをネットに当て、跳ね返ったボールをトスしながらラリーする。
ネットとボールがあればどこでもできる気軽さもあり、もともとはレジャースポーツとして発展。7〜8年前から競技が行なわれるようになったという。
川崎さんは友人の影響で競技をはじめ、わずか3年で日本代表に! 2022年のベルギー世界大会では日本女子の成績は最下位だったが、今年は19位まで躍進した。川崎さんは「今後は女性の競技人口を増やすため普及活動にも励みたい」と前向きに語っていた。
※この記事はタウン誌「深川」280号に掲載したものです。