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音楽でまちの文化を育み約30年の「ふるさとこうとう音楽連盟」。12月にはティアラこうとうでコンサートを開催

今年、結成27年を迎える「ふるさとこうとう音楽連盟」が新たに長谷川泰治さん(長谷川萬治商店社長)を会長に迎え、7月から新体制で再出発した。

「音楽や芸術は心を豊かに癒すもの。それを民間のアマチュアがやっているということで、心から応援したいと会長を引き受けました」とは長谷川会長。

長谷川会長(中央)と役員、事務局の皆さん

「ふるさとこうとう音楽連盟」は、江東区民合唱団と江東フィルハーモニー管弦楽団で構成。そのきっかけは1991年、江東公会堂の建替えのために演奏された『第九』コンサート。約150人の合唱メンバーが集まったという。

後に江東区民合唱団となり活動を開始。1995年には合唱団が中心となり江東フィルハーモニー管弦楽団が誕生。翌年から「ふるさとこうとう音楽連盟」を組織し、演奏会を年1〜2回開いている。

12月10日(日)にはティアラこうとう大ホールで30回目となる公演『ふるさとこうとう音楽のつどい』を開催。ブラームス/ドイツ・レイクエムを合唱付きで演奏する他、チャイコフスキー/組曲「くるみ割り人形より」の2曲を演奏する。

連盟の発足当初から合唱とオーケストラの指導にあたる指揮者・土田政昭さん(72)は「ブラームスのレイクエムは、ドイツの宗教改革者マルティン・ルターが訳したテキストを元に書かれた曲です。レクイエムの意味は死者の安息を願うことですが、この曲は残された人に勇気を与えます。ブラームスが37歳の時につくった出世作、すてきなメロディーを楽しんでください」。

チケットはティアラこうとうで販売中/TEL.03-5624-3333/全席自由1,500円
ティアラこうとうサイト

【問】03-3641-6697(事務局・金城)


※この記事はタウン誌「深川」274号に掲載したものです。