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文化活動を支えて40年!江東区コミュニティ財団が映画を自主制作

江東区内の文化センターなどを運営する(公財)江東区文化コミュニティ財団が、昨年設立40周年を迎え、記念映画『江東物語〜まちは文化で創られる〜』を自主制作。3月25日(土)に古石場文化センターで上映会が開かれた。

映画を制作したのは古石場文化センターの野呂達矢さん(59)や、ビデオ作品などを制作する同センターの自主グループ「古石場ムービー倶楽部」の幸田雄二さんら7人。昨年12月から撮影をはじめ、上映会直前までつくり込んだという力作だ。

映画に携わったみなさん

「低予算ながら、江東区のためならと多くの方々が協力してくれました」とは、映画を企画した野呂さん。ナレーションは活動写真弁士の澤登翠さんが担当。元大相撲力士・大至伸行さんは、オープニングで映画オリジナルの相撲甚句を披露。区内の名所や名物を織り交ぜた歌詞と、郷愁を誘う節回しは必聴だ。

他にも落語家の柳家さん喬さん、バレエ指導者・振付家の石井清子さんらが登場し、同財団との思い出や文化について語っている。

また、浮世絵や文学作品などを通じて、まちの文化・歴史にもスポットを当てた他、各文化施設の取り組みなども詳しく紹介している。

古石場ムービー倶楽部の幸田さんは「いろいろな人が文化を創り、文化を育んでいるのが江東区。映画が多くの人の印象に残ればうれしい」と話していた。作品は今後、各文化センターロビーでの放映や、区内図書館でDVDを貸出す予定。

【問】古石場文化センター TEL.03-5620-0224 【古石場文化センター公式サイト


※この記事はタウン誌「深川」271号に掲載したものです。