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障がいのあるアーティストを支援!富岡八幡宮に巨大な干支アート大絵馬

昨年末(2022)、富岡八幡宮が本殿に「アートパラ干支大絵馬」を設置。参拝客の目を楽しませている。大胆なタッチで今年の干支「卯」を描いたのは、三重県の「希望の園」に所属するアーティスト奥亀屋一慶さん(21)。

奥亀屋さんは深川エリアで3年前から開催されている芸術祭の全国公募展「アートパラ深川大賞2022」で準大賞を受賞。芸術祭では、富岡八幡宮も特別支援学校や福祉施設の人々の作品「みんなのアート絵馬神輿」の展示会場となっていることから、アーティスト支援の思いを込め、制作を依頼したという。

作品の前でピースサインする奥亀屋一慶さん。今年1月に富岡八幡宮を訪問した

「うさぎの祝勝会」と題された大絵馬は縦120センチ、横220センチの大作。カメとの競争に勝利したウサギの祝勝会風景で、競争に負けたカメや作者本人も絵の中に描かれている。展示は2023年12月末まで。

◎富岡八幡宮 TEL.03-3642-1315【公式サイト


※この記事はタウン誌「深川」270号に掲載したものです。